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8月 31

横浜・象の鼻のゾウさん

横浜の赤レンガ倉庫の対岸に「象の鼻」という船着き場のような公園がある。「象の鼻埠頭」という名前で、昔あった象の鼻の形をした埠頭を再現してつくった公園。昔は埠頭だったんだろうけど、今は大きさから船着き場としか言えないようなところで、遊覧船の発着所になっている。公園はたいした場所じゃないけれど、道路を歩くよりもいいということでこの公園を横切ることが多い。そこに突然現れたのが、この鼻。「いいな〜キッチュだな〜」と思って、写真を1枚。これは1週間ほどでしぼんでしまったけれど、その後、突然この上の写真のゾウさんが背中に「自転車乗り入れ禁止」という看板を背負って5つほど並んでいた。他の場所にもちらほら並んでいて、俺は感動したね〜〜。まず最初笑っちゃうのね?それから「すごい〜」と思うんだ。その後1週間ほどで、このゾウが撤退して、休憩所のようなところに集められていた。十数体あったけれど、俺は、なんともったいないことをするのかと、少し腹を立てていたんだ。このゾウさんは、公園のどこにでもいいから、無秩序において欲しいと思っていた。・・・・すると、俺の声が聞こえたのかどうか?(声出してなかったけど・・・・)またゾウさんに仕事が与えられたんだ。うれしくて、この辺りに行った時には必ずこの公園を通るようにしている。こういうものにはまってしまったのは初めてなので、なぜかと一生懸命考えてみた。そこで得た結論・・・・「キッチュ」!!!
俺もキッチュという言葉の意味はある程度知っていて、ここで言うキッチュは本来の意味ではないかも知れないけれど、俺の感覚の中では「キッチュ」としか言いようがないんだ。俺が思っているキッチュの一番大事なことは、「意味のないもの」「表現を拒否する表現」・・・・といえばいいのかな〜?アメリカでもこれとよく似た体験をしたけれど、その話もついでにしてみると、ルート66にそった街に「キャデラックランチ」というものがあって、観光名所の一つになっている。荒野にキャデラックを11本土に刺してあるところがあるらしい。そのことは知っていたけれど、ついでがあれば見てもいいかな?というくらいの気持ちで、結局見なかったんだけど、ある時、フリーウェイに飽きたから、旧道を走ろうと思ってフリーウェイをおりてすぐに、「ワーゲンランチ」と呼べるようなものがあった。フォルクスワーゲンが5本、突き刺さっていたんだ。このことはあることも知らなかったし、どの観光案内にも載っていなくて、全く予想していなかったことなので、一瞬笑い転げて、感動したことがあった。これと同じことが、横浜のゾウさんを見た時に起こったんだ。意味のないもの・・・・いつもこれを求めているような気がする。

 

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